jibura







この子とうちの子たちが
出会ったのは3日前。
道路をよろよろ歩いてた。

地元のK医院には、
双子の兄弟がおり、
一人が整形外科医さんで、
一人が獣医さん。

上の子がバスケの試合で脚を痛めて、整形外科で見てもらった、その帰り道。

医院のそばの路上で、兄弟ふたりが同時にこの子をみつけて、うわっ、かわいい! と思った。
駆け寄ったら、両目は真白につぶれていた。
鼻がグズグズ、小さなくしゃみを繰り返していた。
ラッキー! 整形外科の隣が動物病院だ。
すぐに見てくれて、体重500g。生後3〜4週間とのこと。
上の子が「ジブラ」と呼んだ。
女の子のジブラ。なんか、フランス女優みたいでかっこいいねってことになった。

ジブラルタル海峡のジブラってことらしい。
ヨーロッパとアフリカの境目。
黒と白の猫だから、らしい。

その晩は、K動物病院にお泊り。
もろもろ検査。
翌日電話がきて、エイズとか白血病じゃないとのこと。よかった!!
ちゃんとシャンプーしてもらって、きのうの夕方我が家にやってきた。
虫下し中だから、まだ、先輩のchataとは接触させられない。



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家の外をみつめるジブラ。

首をけがしていて痛々しい。

もしかしたらけがのせいで、

目が片方、見えてないかも。


外猫の鳴き声を聞いている。

恋の鳴き声。

また生まれるんだろうか。。。

うちは2匹で限界だ。

もしうちに来なかったら、
ジブラは今日あたり、天国に召されていたかもしれない。
そう思うだけで胸がしめつけられる。

お隣の狛江市は、野良猫の避妊手術に援助がきちんと出るから、野良猫みつけて動物病院に連れていけば、タダで避妊手術が受けられるという。

ストリートキャットだった先輩chataを斡旋してくれたのが「狛江猫の会」だが、その会の方たち(優しくてとても上品なおばさま方だったな〜)が、市にかけあって、制度を築いたそうだ。
うちの区は半分くらいの援助だから、5〜6000円はかかってしまう。

この世界にジブラが生まれてきたこと、神さまに感謝するけど、ジブラの兄弟たちがどうなったのか、考えると・・・。

小さなジブラを見ていると、命のこと、いろいろ考えさせられる。