ジープで六時間揺られ、なんとかバラナシにたどり着きました。運転手のラムセスさん、付き添いのサンディープさんのヒンディー語をききながら。
 
朝。
ごはんを食べに出たら、路地をふさぐように、牛。
 
脇をすり抜けるとき、ほの温かい鼻息がかかりました。
 
通りに出たら、夕べ元気にじゃれていた子犬が死体になってました。
 
バラナシは、そういうところです。