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WAFに向けて、年末から年始にかけて、私のまわりにいろんなことが起きている。

きのうは、引きこもってしまいそうな息子さんのお母さんが、インドのフェスの話を聞きたいと訪ねてきてくれた。
もしかしたら、インドのフェスを手伝うボランティアに息子さんが参加することで、何か突破口があるのではないかと思ってくれたようだ。

そのお母さんは同年代の方なのだけど、フェスのあり方をとても面白がってくれた。
壁画が今はもうないということも、「とてもよいことだと思う。そうすることはとてもよく理解できる」と言ってくれた。

フェスに参加するボランティアの人たちと連絡をとりあっていると、本当にいろんな人がいろんな思いで参加してくれるのがわかる。

今回は、日本から60人以上の人がボランティアなどでインドに駆け付けてくれるのだ。

バイト生活のアーティストの卵クンたちは大変だ。
ぎりぎりの生活の中からやってきてくれると思うと、エアフィーやら宿泊費やら、なにかとかかるから、なんとかなんないかなぁ・・・と思ったりする。
帰ったら働き口がなくなっている、なんてこともあったりするわけだから、心が痛む。


この国の人たちには、もっとゆったりとアートを味わう余裕みたいなものを持ってほしいものだ。
アートを志す人たちをもっと見守る余裕はないものだろうか。
どうしてこうも“経済”なんだろう。。。

有名でないと、バックグラウンドが何もないと、インディペンデントだと、どうにもこうにもバッサリされてしまいがちだ。

ここからリベンジ、と、思っている。
宣伝費ゼロで、口コミだけで、こんなに来てくれる人たちがいるんだもの。

この漠然としたテーマでインドのokazuくんとスカイプでミーティングを重ねてきている。

結果をあれこれ予想するよりも、もちろんそれもしないとダメだけど、
とにかく歩き始めることだろう。



写真は、2010年9月30日、ポカラからアンナプルナベースキャンプに向けて歩きだした日。各拠点に荷物を運ぶ馬たちに混じって歩き始めた。

なかなか歩き始めないトレッキングノートもそろそろ開始しようと思っている。

少なくともあの日、私は目標に向けて歩き始めた。
あの歩き始めのときは、私は何も知らなかったのだ。
ヒマラヤの夜明けも、アンナプルナの美しさも。
とにかく歩き始めたから、たどりついた。

たぶん、そういうことなんだと思う。

Photo by okazu