sotokoto

「あしたの社会貢献100」のうちのひとつにカウントされた。

「ウォールアートフェスティバル(WAF)」。

持続可能な社会貢献のカタチ「ウォールアートプロジェクトが目指すもの。」というタイトルは、編集部でつけてくれたもの。

写真は、WAF2010年のオフィシャルカメラマン、中川十内。

ページを繰って、44ページにくると雰囲気が一変する。ほぼ2ページを使って淺井裕介の泥絵「誓いの森」が静謐な世界を表出している。

拙文は私。
今年2月に開催されたフェスのために出発する日の前日に原稿を入れたのだった。

そもそもなぜインドなの?
なぜインドの小学校で芸術祭をやるの?

そう聞かれることが多くて、その答えも文章の中に示したつもり。

言えることは、もしかしたらインドでなくてもよかったんだということ。

たまたま。インドを旅していた学生たちがいて、そこで出会った現地の教育に燃えるインドの青年たちと出会って、バイト代をためて校舎をプレゼントすることにした。

その学生たちと、持続可能な国際支援ということを考えていてたどりついたのが、この学校の白い壁を利用した芸術祭だったのだ。



もちろん、絵に描いた餅のようにうまくはいかない。

ゆうべも3時すぎまでスカイプでインドのokazuくんと話していた。

もやもやとげとげした気持ちのまま、1時間も2時間も過ぎている。


人と人とのかかわりがいちばん楽しくてスリリングで、それゆえに難しい部分もある。

その部分は、コンパクトな雑誌の記事にはなかなか書き尽くせないことだけど。

報告会へ向けて、そろりと踏み出してみている。

助成してくれた財団への実施報告書もひとつ書き終えた。

会計報告もこの数日のうちにやらねばと思っている。


フェスに関してはとりあえず、そんなところ。

「ソトコト」はもう5月号が出るころだけど、機会があったら、ぜひ、この記事を読んでもらえたらうれしいです。