クリスト風

改修中です。

建物が生なりの布で包まれています。

インドから帰ったらこうなっていて、なんだか、ほらあの包むのが得意な芸術家、クリストみたいだ、って思っていた。

クリスト展も行ったけど、かつて、傘のプロジェクトをはるばる見に行った覚えがある。結構、大きな建物や橋を包んだり、果ては島を包んだり、傘をぼんぼん村中に建てたりするプロジェクトは、嫌いじゃない。なんか、しでかしているって感じがして、おちゃめでもある。



我が家のある集合住宅の大規模改修はなかなか終わらない。

ふと見るとベランダで作業中の工事のおにいさんと目があってしまったりして気まずいこともある。

猫が足場をどんどんつたって迷子になりそうだから、サッシを開けることもできない。

洗濯物はずっと部屋干しだ。

だけど外から見ると、結構、芸術的だから、お、この角度で写真をとるといい感じとかって思いながら眺めている。

ケヤキの木の向こう側、包まれた家から、ゆるゆると部屋の明かりが漏れている。

そんな期間限定の日常。