hanoi9
路地を歩くと、車やスクーターの間を縫って歩く、天秤棒の売り子さんをよく見かけた。
ロンガン(竜眼)フルーツやマンゴーを売り歩いている。
日本人を見ると、寄ってきて、にこにこしながら袋に入れ始める。

売り子さんたちは、市場で仕入れて売っているということだけど、
熱暑の中、大変な仕事だなぁと思う。
少しくらい買ってあげたい気持ちになるけど、
フルーツをロケバスの中などで食べるのも、
手が濡れたりなんだかんだでそうましい。
ホテルでのんびり食べる時間もないし、無駄にしてしまう光景が目に浮かぶから、
やっぱり買えない。

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撮影の合間の一瞬のスキ。
パイナップルを担いだ若い売り子さんに、いきなり帽子を交換しようと言われた
アシスタントのMくんだった。
楽しく交換して、記念撮影したら、「もちろん、買ってね」ということらしい。
最初の頃だったし、そんなこと、思いもよらなかったから、警戒もしてなかった。
でも、たくさんのカメラを持ってセンセイのカメラ交換に応じたり、
しょっちゅう、露出を測ったり、
汗もたっぷりかくし、
フルーツを持つ余裕はもちろんない。

誰も助け舟を出さなかったけど、「ノーマネー」で乗り切ったMくんであった。
パチパチ。