warlire
なぜ、ワルリの村でWAFを開催したのか。
あれは2年前の3月。
ちょうどWAF2011を終えたころ。
デリーで報告会を終えた私たち(淺井さんとおかずくん)は、
ムンバイのカフェで考え込んでいた。
ワルリ画はどこにあるのか?
ギャラリーなどを訪ねても、知っている人がいない。
八方塞がりに近い状況だった。

PCを開いて、なんとなく当たりをつけ、
とりあえず行ってみようということなった。
だって、ムンバイにいても仕方ないものね。

クルマをチャーターして、ムンバイを北上した。
なんとなく当たりをつけたあたりに不思議なリゾートホテルがあり、
その夜、迷いに迷って深夜に辿りついた私たちはとりあえず、眠りについた。

そして、翌朝、ホテルの人に、どこに行けばワルリ画を見ることができるのか、
尋ねてみた。

オートリキシャに乗り込み、走り出した。

たどり着くのか?!

正直、不安はあった。

1時間くらい走っただろうか。

ん? おお!

「ストーーーップ!」とオートのおっちゃんに向けて叫んだ。

そこに見たのがこの、道の神様だった。

ついに来た! 

道祖神らしき石に描かれた絵を見て確信した。

私たちはワルリの村にたどり着いたのだ。

あのとき、あの瞬間が、今回のWAFの始まりだった。

そう、あの瞬間から始めてみよう。
ワルリでの芸術祭のはじまりのはじまり。

・・・・・・・・

4年目のWAFを終えた。
素晴らしいフェスだった。
ずっと目指してきた、地元の人たちといっしょに作り上げる
「我らのフェス」が実現したように思えた。
しかし、次もまた今回のようにうまくいくとは限らない。
現在のところ、助成金の獲得成績は2勝4敗。
できること、できないことが必ずある。
できないことが確実に増える。
・・・ピンチと言えるかもしれない。
だがしかし、ピンチはいつも乗り越えてきたじゃないか。
今回もきっと乗り越えられると思っている。