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ワルリ族の村でごはんをいただくときは、新しいアンテナを一本立てておく必要があります。

牛糞で手入れされた土間はとても美しいけれど、実は土間の3片は素通しで外とつながっています。

ごはん中、ちょっと油断するとニワトリの親子に米をついばまれます。
牧歌的で可愛いなぁ、などと思っていると、
これがまた信じられないくらい素早く米を狙い、逃げ足も光速です。


ネズミや小動物を寄せ付けないために飼われている猫もほぼ野性で、遠慮なくごはんに挑んできます。

番犬として飼われている犬にはラクシュミという神様と同じ名前があり、家族同然だけど、
やっぱりいつも食べ物に飢えていることに変わりはありません。

この雨季は、黒い地味な毛虫も大量発生していて、うっかりすると土間でのごはん中に触ったり踏んだりします。

外が雨なので、雨を避けて蚊もやってきます。

とにもかくにも、雨季のワルリの村は命に満ち溢れていて、
人間である私たちこそ闖入者で、
本当なら土間でのうのうとごはんを食べている場合ではないのでは、そうお思えてくるほど。
毛虫さんが通る道は開けてあげないと。
うっかり気を許すと、そんなことをつらつらと思っている自分がいます。