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石田尚志×淺井裕介@NADiff a/p/a/r/tへ行ってきました。
淺井裕介展の中でイベントとして開催されるアーティストトークです。
映像作家で画家の石田さんとの対談です。
ツォモリリ文庫をスタートして、イベントを主催してばかりのこの頃でしたが、今日は聴衆の一人になれるんだ、と思うととても気が楽で、るんるん気分でした。

スタートギリギリに到着すると、まずは淺井さんからのプレゼントとして、旅の途中で手に入れた本の切れ端に淺井さんと石田さんがトークの直前に描いたという小さな作品を手渡されました。
なるほど石田さんとのコラボが、トークの前から始まっている様子。

そしてその瞬間から聞き手の私たちも静かにトークセッションの舞台上に引き上げられていく予感がよぎります。
だってプレゼントですよ。
異例だし、なんか魂胆がありそうって思うじゃありませんか。

質問は?
きっとみんな質問しないから、こっちからさします、と淺井さんが宣言して休憩時間になりました。

のほほんとしていられない。わさわさした気持ちになります。

聴衆がのんびり聴衆でいることを許されない、人をぐんぐんと巻き込んで、化学変化を起こす、そのくらいでないとつまんないし、ここにいる意味ないでしょ、と淺井さんは70人の聴衆の中に入り込んでくる。こちらにムービーカメラを向けて回しはじめる。
その行為や在り方がすでにアートっぽくて、楽しく巻き込まれていきます。

日頃友人や家族とオンラインでやりとりしていると、返事にタイムラグがあるのが普通になり、人と人の距離は自然と離れていきます。親密なようで、粗であることに慣れていきます。

トークセッションなどでも、そこにいる他人と関わる機会はまずなくて、ひとりの世界に居心地よくいればよいということがほとんどです。

それを許さないイベントって。。。正直ちょっとあきれる。

人と人が関わると、うざったい。
けど、そこにはなんともザワザワとあったかな何かが生まれている。
新しい関係が生まれる。

それは今どきとっても稀有なこと。
ましてや気取ったアートの世界では。

でも、変えたいんだよね。
と、どんどん淺井流にコミットしていく自分。そこにいる誰もがそんな気分になっていく。
気取ったアートに石投げて、もっと気持ちよくて、取っ組み合あえるものにしていきたいんだよね。

ツォモリリ文庫のアプローチもそこなんですよね。
頑張ろう。
元気もらった。