月曜日に完全入稿しますと言っておきながら、結局そこから50時間くらい遅れてしまった。
「月曜日の朝いちばんに入稿しますので、14日土曜日の報告会に間に合わせてください」とメールしたのは、金曜日の夜。
チャイカフェを終えて、不眠不休の、怒涛のごとき入稿作業。しかし、月曜日の朝イチには上がらず
「すみません、夜になりそうです」
「申し訳ないです、明日の朝になりそうです」
「ごめんなさい、今夜こそはなんとか」
・・・・で、結局は水曜日の昼すぎだった。
※この本は楽しいパラパラマンガ付き。笛をふいているのは、ヒンデゥーの神様のクリシュナ。音楽を愛するいたずらっこなんだそうな。
入稿中は、“昼下がりのシャンパン”のお誘いにも行けず。
悲しかった。
印刷所のabeさん、仏の顔も三度までならぬ、心ある対応、本当にありがとうございました(涙)。
おかげさまで、2011年のWAF。あの日、あのとき、何が起こったのかを、作品写真やボランティアたちの言葉を豊富に交えながら、余すところなく盛り込めました!
そして翌木曜日、PDF校正と最終入稿を同時進行で終えて、福島へ向かったのだった。
目的地は福島の避難所。
福島第一原発から半径10キロ圏内の人々。1000人以上の人たちが暮らしている。
坂さんの仕切りはごく限られた人たちしか使えず、ほとんどの人が段ボールで低めに仕切った空間で暮らしている。
そして、誰もが、「故郷へ帰りたい」という。
そんな人たちに向けて、私たちは発する言葉を知らない。力になれるのだろうか、と、心は揺らぐ。
いやきっと、何一つできないのだろう。
けれど。
私はこれまでも信じてきたアートの力というものに軸足を置いて、踏ん張ってみようと思う。
5月28日、29日、私たちウォールアートプロジェクトは、福島県郡山市のビッグパレットで、遠藤一郎の凧プロジェクトと淺井裕介のマスキングプラントのワークショップを開催します。お近くの方はぜひ、いらしてください。お手伝いのボランティアも大募集中です!
ボランティアなどの問い合わせ先 info★wafes.net(★を@に変えてください)
『ウォールアートフェスティバルの本2』
〜インドにはいつか行こうと思っていた。
ただの旅行にしたくなかった。
そこにウォールアートフェスティバルがあった〜
WAF2011あの日、あの時、何が起こったのか?
参加アーティスト浅井裕介、遠藤一郎、N.S.ハルシャ、ラジ・クマル・パスワンの作品写真やボランティアの声を豊富に掲載。
おおくにあきこ・はまおかずのり著 三村健二写真 チーム・マハカーン絵
A5中綴じ64ページ。カラー32ページ。
青熊雑貨店にて、5月16日よりネット発売開始。
コメント
コメント一覧 (4)
14日は家族の都合で行けず残念でした..
14日、アーティストの方達のお話も聞けて、akkoさんのパワーと吸引力に感服しました
被災地の方達を1人でも多く笑顔にするために頑張ってきてくださいね。
本、好調な滑り出しです!
これからも応援、よろしくお願いします。
東京はあとは6月26日のシャトー小金井。学芸大学の本拠地でやります。同級生、後輩、引き連れて、見にきてくださいね
>月のような浅井さん、太陽のような遠藤さん
すごく言えていると思う。
いいコンビだったなぁってつくづく思います。